子育て
2014年 03月 07日
小学校の卒業式が近付いてきて嬉しい反面、中学校で大丈夫かどうか少し不安なところですが、うちの子の心療内科通院は先日終了しました。
6年生になってから急に自立して、今では毎朝5時に起きて自分でご飯を作り、公文、読書をして学校に通っています。
この生活リズムは私が「こうしなさい」とか言ったのではなく、本人が自分で考えて決めて行動しているものです。
昔から「勉強しなさい」と言わないようにしてきたのですが、4年生ぐらいまではなかなか宿題をやらないので「何時からやるのかな?」と聞いて、本人に決めさせていましたがそれでもその時間にやるのを忘れていたりしていました。
いろいろな子育て本を読むのですが、最近読んだ本が良かったので紹介します。
著者、二神能基 子供のためにを疑う 10代の子供を伸ばす7つの知恵です。
7つの知恵はどれも大切なことばかりですが、その中で子供に期待してはいけないというのがあり一番参考になりました。
自分の小さい時はそんなに出来ていたわけではないのに、子供には勉強にスポーツにいろいろと期待してしまっていました。
テストで90点だったら「あと10点で100点だったね」みたいな、完璧を求めたり。
今では90点取れたことを褒めて、「良く頑張ったね」と言っています。
決して「頑張って」とは言いません。
すでに本人は頑張っているのだから。
あと、親は子供の壁になるというのも参考になりました。
うちの場合は、学校の出来事や、先生の悪口など何でも話してきます。
多分、私のことを親だけど友達感覚じゃないのかな?と。
本書の中に
子供を伸ばすには、3つの力のバランスが大切。
計算したり本を読んだり、勉強するのに必要な「抽象的能力」
走ったり、掃除などの家事をする「具体的能力」
他人と話して人間関係をつくることができる「社会的能力」
今までなんとなく勉強が出来ればいいかなと思っていましたが、とても有名な学校を卒業しても、具体的能力や社会的能力が欠如していて、就職出来なかったり、就職してもすぐにやめてしまったりする人もいるみたいなので、それではダメなんだと気付かされました。
この本を参考に子供の自立のために頑張りたいと思います。